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<title>中西元男公式ブログ | 中西元男　実験人生</title>
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<modified>2012-01-31T01:37:47Z</modified>
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<copyright>Copyright (c) 2012, Nakanishi</copyright>
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<title>ニュービジネススクール“STRAMD(ストラムド)” 第３期生募集中</title>
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<issued>2012-01-30T03:02:06Z</issued>
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<summary type="text/plain"> 2010年春「企業経営にデザイン思考を」の、半ば使命感に駆られてスタートさせた...</summary>
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<name>Nakanishi</name>

<email>info@paos.net</email>
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<![CDATA[<p><a href="http://designist.net/blog/archives/120130/120130_11.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120130/120130_11.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120130/120130_1-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br /><br />
2010年春「企業経営にデザイン思考を」の、半ば使命感に駆られてスタートさせたSTRAMD(戦略経営デザイン人材育成講座)が、勢いを増しながら３期生の募集にまでこぎつけました。大変嬉しいことです。<br />
同時に貴重な時間を割きご協力頂いている多くの講師の先生方には感謝の念に堪えません。<br />
<a href="http://stramd.kds.ac.jp/smenu/inq.html" target="_blank">＊STRAMD募集要項</a></p>]]>
<![CDATA[<p>私は、わが国の産業界や政治が今日のように低迷してきた要因の一つに、物量や数字的価値尺度にのみ心を奪われ、「情や美意識といった人間性や社会発展には欠くべからざる分野」への、投資や価値創造を怠ってきたところに遠因があったと考えています。<br />
STRAMD(ストラムド)とは、ソフト・ハードのデザインという不思議なパワーを持った分野を、多くの向上意欲ある人たちに、その片鱗でも学び経験して貰おうとの思いで設立した新時代の人材育成講座です。<br />
よく「デザインはモノからコトへ」などと言われますが、私は「ヒトのデザイン」「デザイン心のデザイン」こそ重要と考え、トライアルを繰り返してきました。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/120130/120130_2.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120130/120130_2.html','popup','width=600,height=399,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120130/120130_2-thumb.jpg" width="345" height="229" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/120130/120130_31.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120130/120130_31.html','popup','width=600,height=399,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120130/120130_3-thumb.jpg" width="345" height="229" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/120130/120130_5.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120130/120130_5.html','popup','width=600,height=400,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120130/120130_5-thumb.jpg" width="345" height="229" /></a><br />
STRAMD理解のための公開シンポジウムと交流パーティ<br />
詳しくは開催記録<a href="http://www.coco-de-sica.tv/edu/201201141700.html" target="_blank">Ustreamのご高覧を。</a><br />　　　<br />
2年間を通じてのSTRAMDの受講生の平均年齢は36.3 才、20代から60代までの広がりはありますが、中心は３，40代のいわば最も働き盛りの人たちです。彼らが忙しい時間をやりくりして駆けつけ、夜の18:30〜21:10(実際はQ&Aなどあって22：00頃まで)の間、居眠りをする人も殆どなく熱心に講義に聴き入る姿には、感動すら覚えます。<br />
加えて、講義時間以外での交流や、そこから生まれてくる年齢・専門分野等を越えたネットワークの形成にも嬉しい成果を感じています。<br /><br />
STRAMDを実践してみると、生涯教育などと叫ばれながらも、わが国には、創造的目標と異分野交流をもとに、人生の最も重要な時期に第２段ロケットに点火を行い、新しい人材育成を企図する教育の仕組みが存在していなかったことがよく分かります。<br />
既成の大学院や、諸々の資格教育、リタイヤメント後の高齢者教育の意義を否定するものではありませんが、「創造とは、既存価値の新しい組合せ(異種混合)が大部分」との論もあるごとく、STRAMD教育や学習は、まさにその部分に気づいた人々の集まりと受け取っています。<br /><br />
この春からは、札幌や大阪などでもSTRAMDのサテライトを立ち上げようとの動きが具現化しつつあります。この広がりというか流れは、もっと多くの地域に波及する可能性も出てきています。<br /><br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/120130/120130_6.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120130/120130_6.html','popup','width=600,height=451,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120130/120130_6-thumb.jpg" width="345" height="259" /></a><br />
阪神電鉄主催、大阪駅前で始まるサテライト講座の案内書<br /><br />
リーマンショックや３.１１を期に、世界やわが国が新しい時代や国家を創出して行かないといけない時期に、STRAMDが小さくてもいい、一つのトリガー(引き金)となってくれることを、主宰者として深く願っています。</p>]]>
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<title>2012新年「今、変革の時。半世紀の“THINK CREATIVE”から想う」</title>
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<modified>2012-01-05T10:05:19Z</modified>
<issued>2012-01-05T02:57:01Z</issued>
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<summary type="text/plain"> 2011年は外的環境や仕事上で、まさに想定外の年になってしまいました。もちろん...</summary>
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<name>Nakanishi</name>

<email>info@paos.net</email>
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<![CDATA[<p><a href="http://designist.net/blog/archives/120105/120105_210.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120105/120105_210.html','popup','width=600,height=336,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120105/120105_2-thumb.jpg" width="345" height="193" /></a><br />
2011年は外的環境や仕事上で、まさに想定外の年になってしまいました。もちろん大地震による災害が最も大きな影響力を持ったのですが、それを別にしても日本という国は経済面まで含め、ギリギリのところまで追い込まれていることは疑いありません。一番の問題は、いろいろな分野で先を見通せるリーダーが出てこないという悲観的現実です。</p>]]>
<![CDATA[<p>よくピンチはチャンスと言いますが、どうもわが国の場合、この国難の時に、これからの在るべき姿を明示し、それを誰にでも分かるフレーズやキーワードに表現できるイニシエーター型指導者が現れていないというのが現実です。<br />
例えば東日本大震災の復興に関しても、これまでいくつものアイデア提案がなされていますが、国の行く末を考え、大所高所からの革新を図り、その大方針の上に立って、それぞれの専門分野で貢献していけるアイデアの提示や行動が示せているとは思えません。<br /><br />
確かにボランティア等の支援活動や、建築分野などでの復興事例提案などは随所に見られますが、日本の国自体がチェンジすべきこの絶好のチャンスに、マクロ観・未来観を持った分野横断型の全体的指針提案は、どこからも出て来ません。要は､部分最適化はあっても全体最適が見えないまま時は流れていく感深しです。<br />
これまでのブログでも述べて参りましたが、救急医療や対症療法の案は数多くあっても、予防医学や根源療法を持ってのそれにはなっていないのです。それは変革ではなく、所詮、調整やお手伝い、励まし役の域を越えません。<br /><br />
私は企業における同様の状況に何度も遭遇してきました。<br />
そうした場合、当該企業の20年後、30年後を考え、その構成員の思いや可能性、企業存立の将来像に望みを馳せて指針を立て、目標に向かい「今何をやるべきか」を考えることが重要です。<br />
いわゆる帰納法や演繹法が重要なのではなく、「仮説法こそ重要」なのです。<br />
その具体的作業としては、企業理念や経営方針といった、当該企業固有の指針を示し、それを現・近・遠未来の具体的経営課題化し実行に移していくのです。<br />
セキスイハイム、ベネッセ、ブリヂストン、INAX、三井のリハウス、NTT等、これらのクライアントは全てそうでした。<br />
いずれも既に3、40年もの年月を経ていますから、今の従業員の皆さまはほとんど経営変革時の事実はご存知ないでしょう。しかし、PAOSの倉庫には、当初の計画案や資料がほとんど残されています。それを今後どう扱うのかが問題なのですが、、、。<br /><br />
企業で試みてきた独自の「知的美的経営」と同様の手法を、今、わが国自体が成すべきではないか？と私は考えています。<br />
つまり、「30年後、40年後の日本国は国際的・地球的に考えて如何なる国で在るべきか」その仮説策定が重要なのです。<br />
全ての復興作業、建設作業がその指針や目標に向かってのステップになっていけば、個別対応で起こる無駄も無くなり、気がつけば新しい国家存立への道程を歩むことになります。<br /><br />
この国は、現場の人たちや専門分野の人は素晴らしいが、リーダーがダメとよく言われます。その事実を今ほど露呈している時代はないのではないでしょうか。<br /><br />
これは、企業などでも管理職対象によく行う手法ですが、例えば現在の国会議員全員に、「日本は30年後どのような国になっているべきか？」という基本質問を出し、「それを実現するために必要なことを、他人に相談すること無く個人の責任において具体案を3案ずつ提出してください」と依頼しては如何でしょう？いずれも、解答は一問20字以内、全80字の制限内で書いてもらうのです。さすれば、国政を担えるに足る人物か否か、鼎の軽重はすぐに露呈します。<br /><br />
かつて、第二次大戦後の進駐軍総司令官ダグラス・マッカーサーは、この、自然は豊かだが、資源も無く、生産設備もほとんど破壊し尽くされた貧乏国は「将来、東洋のスイスになるべき」と考えたそうです。<br />
このプランは、5年後の朝鮮動乱勃発でまるで別のシナリオに成っていってしまう訳ですが、いま一度わが国はこうした国家存立の基本指針を、将来の世界的な情勢とわが国の自然的・能力的位置づけの中で、考え直すべき時を迎えているのではないでしょうか？<br />
私は、そのように考えております。<br /><br />
その際に重視しなければならないのが、ITを核とした「SCIENCE」と、文化を核とした「ART」と、わが国独自の｛DNA｝で、これら３極からなる「鼎立デザイン」をどのように計っていくか、それが重要なのです。私は大震災直後から、そうした世界に抜きん出る国家目標を「スマート･ネーション」づくり、と称してきました。<br /><br />
そのためには、これは企業へのコンサルティングでも常に申していることですが、「数の人」「理の人」「目の人」「愛の人」のバランスの上に立つことが重要ということです。<br /><br />
これらの詳説に関しましては、過去のブログの中でも折に触れ述べて来ておりますので、ここで重ねては申しませんが、将来指針さえ誤らなければ「現況のわが国が、独立自尊にして、作興の最大のチャンスに在ることは確か」というのが私の思いです。<br /><br />
自身の専門に照らし合わせて言えば、経営革新なくして長期的売上増や企業成長など無い、という経験の積み重ねは、国家づくりにおいても同様と考えています。<br />
やはり、歴史的マクロ観を持って、目前のミクロ的解決に当たることが、今こそ肝要なのではないでしょうか。<br /><br />
<Div Align="right">2012年正月記　<br />
PAOS 中西元男</Div><br />
</p>]]>
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<title>新時代の人材育成「STRAMD(ストラムド)第３期生」募集と公開シンポジウム</title>
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<modified>2011-12-27T01:54:32Z</modified>
<issued>2011-12-26T11:43:59Z</issued>
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<summary type="text/plain"> 今は、わが国自体が新しい国づくりに向かってスタートを切り直す時です。 それは、...</summary>
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<name>Nakanishi</name>

<email>info@paos.net</email>
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<dc:subject>Entry</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://designist.net/blog/">
<![CDATA[<p></a><a href="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_12.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111226/111226_12.html','popup','width=600,height=345,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_1-thumb.jpg" width="345" height="198" border="0"/></a><br /><br />
今は、わが国自体が新しい国づくりに向かってスタートを切り直す時です。<br />
それは、これまでの長い歴史の中で、常に範となるモデルを探し求め、独自の日本化を重ねることで発展してきた国が、そうした大目標を外に求めることが遂に不可能になり、今や独自のインフラを自ら創り出さねばならないことを､多くの犠牲者の方々と共に思い知った年だからです。<br />
STRAMDで生み出したいと望む人材とは、こうした変革や価値創造を可能としてくれる人です。<br />
<a href="http://stramd.kds.ac.jp/ " target="_blank">http://stramd.kds.ac.jp/ </a></p>]]>
<![CDATA[<p>わが国の近代化と呼べる明治時代以降、この国が範としてきたのは、基本的に欧米の文化文明でした。それは西欧科学とは、極力、人智で自然に立ち向かい対抗・抵抗していく姿勢でした。<br />
ところがバブル経済の崩壊以降、経済的自立力を失ってしまい、未だにその呪縛から逃れられない侭にリーマンショックを迎えてしまったところに、加えて、この度の東日本大震災では、築き上げてきた欧米科学流の手法そのものにダメ出しをされてしまった訳です。そうした技術だけに頼る活用の基本方針そのものが、全く別の独自体系を求められることになったのだと言えるでしょう。<br />
ギネスブックにも載るようは、高さ60ｍを越える防波堤が木っ端みじんになってしまう一事をとっても、自然への対峙方法では日本独自の対応策が要ることは明らかです。<br />
地球上は十数枚の大きな地殻プレートで覆われ、わが国はその中の4枚ものプレートが集中した上に位置しているわけで、それが動いたのが今回の大震災です。基本的にヨーロッパやアメリカの東海岸とは自然条件が全く異なっていて、そこで発達してきた科学技術力の延長上では、この度のような自然災害には抗しきれない、わが国独自の対応策が必要になってきた。それが自明の理になったとの覚悟を決めなければならないというのが、この度の大地震の教訓です。<br /><br />
それを対症療法的対応に止まるのではなく、予防療法的・根源療法的にして、かつ国家百年の計を持って考えていかなければならない、それが今後への戒めではないでしょうか？<br /><br />
わが国は今後も貿易立国や観光立国で発展していかなければならないことも分かりきったことですから、とすれば東北地方の復活とは、独自の国づくりや先行産業の出発点であっていいはずです。<br />
それは、私が震災直後の<a href="http://designist.net/blog/archives/2011/04/post_130.html" target="_blank">「スマートネーションづくり提案」</a>のブログ原稿でも書いた通りで、その趣意とは、ITを駆使する「科学」とエンターテイメントや美的価値の創造を含む広い意味での文化「アート」と、わが国独自の自然環境、歴史や伝統文化、行事などを踏まえた「DNA」の３極を核とする、新しい国の在り方創出です。<br />
STRAMDでは、こうしたことを理解でき、実行していける人材を、先ずその出発点としての芽や手法を身につけることから養成していきたいのです。<br /><br />
あとは異種混合の「人間関係づくり」で、これは受講生達の間で想像していた以上に進んでいるようです。<br />
私も、今年は何だか忘年会が多いのです。しかも興に乗っていると帰宅が、２時、３時と午前様になることもあるので高齢の身にはこたえるのですが、STRAMDの1，2期の皆さんと飲み始めると、なかなか止まらなくなってしまって、楽しいからついつい長引いてしまうのです。<br />
人間関係づくりの実りは、仕事上や身の上相談にまで及んでいるようで、平均年齢1期生38才、2期生35才を考えると、STRAMDは実に得難い貴重な出会いの機会です。人間なかなかこの年齢になってから真剣に議論し合える友人関係などつくり得ないものです。いろいろな職種や立場の、しかも年齢を超えた人たちが対等につきあえる環境の成果ゆえでしょうか。<br /><br />
STRAMDは「ニュー・ビジネススクール」と銘打っていますが、多分、企業経営に戦略性を持って、意図的・構造的・長期的にマーケティングマネジメントとアートやデザイン、つまり知的美的価値の経営レベルでの成果を、実践的ケーススタディを伴って見聞きできる講座は他には無いのではないでしょうか。<br />
新時代のハイブリッド型マネージャーを生み出すのが目的です。<br /><br />
私は先般、講演を頼まれて中国は天津に出かけた際、現在、最も多くの国家予算をかけて都市開発が進む、新開発区のスマートシティづくりのねらいや内容にふれる機会に恵まれたのです。ここは面積的に上海の浦東開発区の4倍と聞きましたから大変な広さです。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_4.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111226/111226_4.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_4-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_2.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111226/111226_2.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_2-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
天津スマートシティの巨大模型。7割の自然エネルギー化を目指すとか。<br /><br />
でも、ここで描かれている構想は、実にSTRAMD的でした。<br />
この構想におけるデザインイベントとは、諸分野のデザイナーはもちろん、政治家や経営者、大学教授など研究者まで参加してのデザイン論議と発表会で、わが国の作家作品主義的なそれでもなければ、物づくりや物的表現面だけを主にした工業化時代的価値観からは完全に一歩抜きん出たものでした。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_51.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111226/111226_51.html','popup','width=600,height=413,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_5-thumb.jpg" width="345" height="237" /></a><br />
天津国際デザイン展＆シンポジウムオープニング式典<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_61.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111226/111226_61.html','popup','width=600,height=305,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_6-thumb.jpg" width="345" height="175" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_7.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111226/111226_7.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_7-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
展示会場と講演会風景<br /><br />
約17年前に天津開発区を案内され、「ここにPAOSの支社を設けて欲しい」と頼まれた時のただの草ッ原が、今や凄い新街区になっているのですから、多分、2020年を目指し、世界中の先端専門家や技術を集めて開発の進むスマートシティ開発も、中国らしい、少々粗々しくとも壮大なスケールの街となっていくのでしょう。ここ20年近く中国に出かけ、比較的連続的にして密に彼の国の発展を見続けてきた人間の一人として、そう思います。<br />
特別のコネもありますので、来年暖かくなったら、STRAMDの受講生達と天津ツアーに出かける予定でいます。<br /><br />
お隣の大市場でもある中国で独自の国づくりが進むのであれば、わが国にも固有の未来構想があってもいいのではないでしょうか？<br />
STRAMDはそうしたことを目指しての「人材育ちの出発点」なのです。<br />
「モノやコトのデザイン」も結構ですが、私は「ヒトのデザイン」とその「仕組みのデザイン」こそ最も重要と考えているのです。<br /><br />
そうした考えや内容の一端に触れていただく機会が、この度の桑沢デザイン研究所http://stramd.kds.ac.jp/program/pdf/e3.pdf<br />
主催の、１月14日(土)開催、第３回公開シンポジウム「企業経営をデザイン思考する」です。<br />
入場無料、先着順ですから、ご興味おありの方は、どうぞお早めにお申し込み下さい。<br />
<a href="http://stramd.kds.ac.jp/program/pdf/e3.pdf"target="_blank">ご案内リーフレット</a><br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_3.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111226/111226_3.html','popup','width=600,height=433,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_3-thumb.jpg" width="345" height="248" /></a><br />
零下の冬空の下、天津スマートシティの開発は進み行く<br />
</p>]]>
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<title>観戦「ワールドカップバレーボール2011」</title>
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<modified>2011-11-24T11:52:59Z</modified>
<issued>2011-11-24T04:05:24Z</issued>
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<summary type="text/plain">日本バレーボール協会のロゴデザインをお引き受けしたご縁で、ワールドカップへのお招...</summary>
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<name>Nakanishi</name>

<email>info@paos.net</email>
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://designist.net/blog/">
<![CDATA[<p>日本バレーボール協会のロゴデザインをお引き受けしたご縁で、ワールドカップへのお招きを受け、女子の最終戦、日本対アメリカ戦を観てきました。もちろん私にとっては初めての世界選手権戦のホンモノ観戦です。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_01.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111124/111124_01.html','popup','width=600,height=411,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_01-thumb.jpg" width="345" height="236" /></a></p>]]>
<![CDATA[<p>代々木体育館での試合は、流石にTVで見るのとは大変な違いで、試合内容も、その場にいることも含め、全てが迫力満点でした。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_02.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111124/111124_02.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_02-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_03.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111124/111124_03.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_03-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_04.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111124/111124_04.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_04-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
試合と表彰式の光景<br /><br />
幸い、試合も日本が３&#8722;０で勝利し、全体の4位となりました。この大会でのオリンピック出場決定は叶いませんでしたが、もう一試合どこかの国に勝っていればと、残念に思えました。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_05.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111124/111124_05.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_05-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
結果ボード<br /><br />
ただ、最近の若い選手のことが私には悲しいかなよく分かっておりませんので、すぐ近くで、次々サーブなどで登場する選手に即座に対応しながら名前を連呼し、組織的に見事な応援を繰り返す若い高校生のバレーボールプレーヤーらしきグループにも、感心しながら見とれていました。<br /><br />
ともかく久しぶりの、興奮とハラハラの心地良いひとときのプレゼントを、本当にありがたく思いました。<br />
遠くから表彰式などでのご活躍ぶりを眺めていましたが、お招きくださったバレーボール協会広報担当の平澤梓乃さんのご親切に感謝です。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_062.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111124/111124_062.html','popup','width=600,height=423,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_06-thumb.jpg" width="345" height="243" /></a><br />
広報担当：平澤さん遠望</p>]]>
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<title>再会、ヒョウとシマウマ、横須賀美術館</title>
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<modified>2011-11-04T02:15:28Z</modified>
<issued>2011-11-02T04:24:29Z</issued>
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<summary type="text/plain">週末を利用して、久しぶりにヒョウとシマウマに会いに行ってきました。 正確には、ヒ...</summary>
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<name>Nakanishi</name>

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<![CDATA[<p>週末を利用して、久しぶりにヒョウとシマウマに会いに行ってきました。<br />
正確には、ヒョウとシマウマをモチーフにした衝立(ついたて)彫刻です。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_12.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111102/111102_12.html','popup','width=600,height=409,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_1-thumb.jpg" width="345" height="235" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_21.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111102/111102_21.html','popup','width=600,height=472,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_2-thumb.jpg" width="345" height="271" /></a></p>]]>
<![CDATA[<p>この変わったアートは、桑沢デザイン研究所時代の同級生：U.G.サトーの作品で、かつてPAOSの玄関ホールに置いていました。ところが今はPAOSも小規模の事務所にしてしまいましたので、時々、U.G.サトーの展覧会等で美術館に貸し出す時くらいしか、なかなかお目にかかる機会も無いという次第です。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_8.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111102/111102_8.html','popup','width=600,height=438,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_8-thumb.jpg" width="345" height="251" /></a><br />
通り過ぎ振り返って気づき、もう一度見直す人も多い<br /><br />
今回の横須賀美術館での展覧会は<a href="http://www.yokosuka-moa.jp/exhibit/kikaku/944.html"target="_blank">「トリック＆ユーモア展」</a>(11／6日曜日まで)で、まさに独自の作品境地を探求し続けるU.G.サトーのためのようなテーマ設定、という以上に、担当学芸員：立浪佐和子さんからご案内を受けたごとく、意表を突いた感はありますが素晴らしい企画でした。<br />
有名なエッシャーなどが、絵画史上この分野を代表するアーティストですが、それらのまさにテーマに相応しい作品群が見事に集められていました。<br /><br />
また、横須賀にまで出かけたのは随分久しぶりでしたが、横須賀なんて横浜のすぐ隣の街だろう？位の土地オンチ感覚で出かけたわれわれ一行は見事に裏切られ、JR横須賀駅についてから、またバスに35分も揺られていくおっそろしく遠い所でした。<br />
でも観音崎の岬にある美樹館は海の見える素晴らしい立地で、山本理顕さん設計の建物も実に見事に環境を活かした秀作で、まさに都会地では絶対に存在し得ない気持ちの良い建物でした。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_3.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111102/111102_3.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_3-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_4.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111102/111102_4.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_4-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
海を臨む美術館前景<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_5.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111102/111102_5.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_5-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
美術館の夜景<br /><br />
その素晴らしさには、当日参加したSTRAMDの有志一行も「本当に来て良かったね」と納得の一日でした。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_7.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111102/111102_7.html','popup','width=600,height=430,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_7-thumb.jpg" width="345" height="247" /></a><br />
海を眺めお茶を飲みながら</p>]]>
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<title>デザインの経済的効果？</title>
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<modified>2011-11-17T06:19:26Z</modified>
<issued>2011-10-04T09:10:11Z</issued>
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<summary type="text/plain">先日、ＮＨＫ放送大学(紺野登先生担当)の取材で、「デザインの経済的効果はあります...</summary>
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<![CDATA[<p>先日、ＮＨＫ放送大学(紺野登先生担当)の取材で、「デザインの経済的効果はありますか？」という旨の質問を受けましたが、私は「経済的効果の無いデザインの方が、むしろ亜流というか、異常なのではないか」と答えました。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111004/111004_11.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111004/111004_11.html','popup','width=600,height=300,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111004/111004_1-thumb.jpg" width="345" height="172" /></a><br />
STRAMD(ストラムド)教室での取材風景<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>確かに最近の、特にわが国のデザイン界は、「作家作品主義の土壺」にはまり込み過ぎているのではないかと考えています。<br /><br />
そもそも近代デザインは産業革命に端を発したものですから、マス･プロダクション、マス･コミュニケーション、マス･トランスポーテーションなど、いわゆる大量とは切っても切れない関係にあった筈です。<br />
それは取りも直さず、近代の量的商業主義と良くも悪くも結びついて存在してきたもので、その出自を考えれば、経済的効果のないデザインなど本来の姿では無いと私は考えてきました。<br />
事実、PAOSの会社案内書やDVDには、年数を重ねての売上げや利益の伸びをあらわす数字的成果としてのグラフがいくつも出てきますが、それを掲出してもクライアントから苦情を言われることのない仕事を多く創り出して来たからでしょう。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111004/111004_26.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111004/111004_26.html','popup','width=800,height=600,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111004/111004_2-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
「新理念+感覚訴求」は「経営変革+売上増進」のきっかけになる<br /><br />
という以上に、デザインとは、「見えないデザイン、見えるデザイン」を戦略的・長期的・構造的に活かせば、そうした経済的効果を可能とする分野なのだとの、多くの実体験を重ねて来たともいえます。<br />
それゆえに他の多くのデザインに関わるコンサルタントオフィスが、その異種混合分野のデザインに真剣に取り組もうとしない現実を、受発注側双方にとっての機会損失と考えているのです。<br /><br />
PAOSビジネスの存立哲学は「街を埋めていくデザイン」「生活を埋めていくデザイン」の美的・快適水準の向上であり、常にそのことを念頭に置きながら仕事を推進してきたつもりですが、これは企業の経済的成果を伴わずしては続け得ないことです。<br />
事実、PAOS40年の仕事歴では、その指針を必死になって貫いてきたつもりです。<br /><br />
では「何故、デザインは作品主義になってしまったのか？」<br />
それはデザイン教育が、伝統的に美術学校の延長上に置かれてきたことが第一の理由、デザイン史の主軸の一つを建築家が支えて来たことが第二の理由だと思います。<br /><br />
現代のデザイン教育が、美術教育と不可分の位置付けにあることは、どなたも異論の無いところでしょう。<br />
デザインの主題が送り手中心発想の、表現とか造形に重きが置かれた工業化時代ではそれでも良かったのですが、現代のような受け手中心発想の脱工業化社会や情報化社会では、むしろデザインは経営学とか生産工学、情報科学と結びつく流れに変革していくべきだったと思います。<br />
要は、広い意味での市民生活文化牽引の担い手になるべきなのです。<br /><br />
私事になるかもしれませんが、総合大学にこそデザイン学部を設置するべきとする「早稲田大学デザイン学部設置への試案」なる1962年発表の提案は、こうした流れを読んでのものでしたが、残念ながら未だに具現化しておりません。<br /><br />
他方、かつてスタンフォード大学で世界のデザイン界の知見100人を集め、「世界デザインサミット」が催された際、その準備段階の企画会議の途次で「建築家を入れるべきか否か」が話題になって驚きましたが、その理由とは「彼らの仕事の仕方は19世紀的で、決してデザイン本来の姿とは言えない」という主張が、真面目に議論されたからです。<br />
確かに造形成果物としての建築の存在感は大きいのですが、「基本的に建築は一品性の価値の追求」ですから、量的価値追求を使命とするデザインとは相容れない特徴を持っています。<br /><br />
ただし最近の工業生産は、ますます受け手発想に価値を置く「いくつも答えがあるからこそ正しい」個別対応の最適解型に変化してきていますから、単純な量的物的価値とは相反する要素が時代と共に強くなってきているのですが、果たしてマスの送り手発想に依拠し続けてきたデザインはどうなっていくのでしょうか？<br /><br />
ともあれ、デザインが経済的効果と無縁に存在することなど考えられませんが、それ以上に今後ますます強まる分野融合社会の中で、新しい文化･経済成長時代の主要な役割を果たさねばならないことは間違いないと考えています。<br />
その実現のためには、今こそわが国の中長期的にして根源療法的デザイン政策が必須とされているのだと言えるでしょう。<br /><br />
---------------<br />
本Blogへのご意見・ご感想をお待ちしております。<br /><a href="mailto:comment@designist.net">こちら</a>までメールをお寄せください。<br />Blog内にてご紹介させていただく場合もございますので、何卒ご了承願います。</p>]]>
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<title>STRAMD(ストラムド)、実に面白い実験講座</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://designist.net/blog/archives/2011/09/stramd_6.html" />
<modified>2011-11-10T13:26:06Z</modified>
<issued>2011-09-21T06:12:43Z</issued>
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<summary type="text/plain">STRAMD２期生の後期講座が始まりました。 この「ニュービジネススクール」と銘...</summary>
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<name>Nakanishi</name>

<email>info@paos.net</email>
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<![CDATA[<p>STRAMD２期生の後期講座が始まりました。<br />
この「ニュービジネススクール」と銘打った、やる気満々の受講生達の熱気はなかなかのものがあります。<br />
先日はNHK放送大学の収録が行われましたが、目下の受講生達は、４チームに分かれプレゼンテーション競争を繰り広げております。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110921/110921_01.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110921/110921_01.html','popup','width=600,height=411,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110921/110921_01-thumb.jpg" width="345" height="236" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110921/110921_02.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110921/110921_02.html','popup','width=600,height=432,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110921/110921_02-thumb.jpg" width="345" height="248" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110921/110921_03.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110921/110921_03.html','popup','width=600,height=537,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110921/110921_03-thumb.jpg" width="345" height="308" /></a><br />
チーム対抗プレゼン大会</p>]]>
<![CDATA[<p>もともとデザイン専門学校である桑沢デザイン研究所を舞台に、展開されているプロフェッショナル社会人講座STRAMDの、何がNewかと言えば、経営とデザイン、知性や数字と感性や美意識、左脳と右脳、そうしたハイブリッド能力を併せ持ちビジネスの行える人材の育成が、本講座のねらいだからです。<br />
ことはそう簡単ではありませんが、そうしたキッカケから新しい思考や行動能力が生まれてくれれば、このプロジェクトで企図したことはかなり達成されると言えます。<br /><br />
現在、チーム別のプレゼンテーション競争というか、発表大会が行われているのですが、一体、どのような内容、どんなプレゼンが展開されるのか、発表後のディスカッションも含め楽しみです。<br /><br />
昨年の１期生たちの「百貨店再興」といテーマもなかなか面白かったのですが、今年、２期生のテーマは「東京のタクシー」で、これもなかなか興味深いものがあります。<br />
東京という世界的・国際的な都市にとって最適なタクシーの在り方とは？<br />
その最適デザインとは？<br />
その最適サービスとは？<br />
現代＆未来都市：東京とのマッチングとは？<br />
高齢化社会との関わりとは？<br />
等々数えたてると解決課題は止めどなく出てきます。<br /><br />
加えて、プレゼンテーションテクニックも重要なポイントです。<br />
これまでの私自身のクライアント企業へのプレゼンを振り返っても、その手法や提案ツール(道具)の創意工夫は実に重要でした。<br /><br />
夏休みを使って行ったチーム毎の個別指導では、わがオフィスにチーム別に出向いてもらい、これまでPAOSで試みて来た実プロジェクトの各社への提案資料等を見てもらいながら、プレゼンの内容と表現手法につき、より突っ込んだ学習をしてもらいました。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110921/110921_04.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110921/110921_04.html','popup','width=600,height=366,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110921/110921_04-thumb.jpg" width="345" height="210" /></a><br />
PAOSでの個別指導<br /><br />
さてさて、こうした結果としてのアウトプット、そしてその成果はどのようなことになるのでしょうか？<br /><br />
---------------<br />
本Blogへのご意見・ご感想をお待ちしております。<br /><a href="mailto:comment@designist.net">こちら</a>までメールをお寄せください。<br />Blog内にてご紹介させていただく場合もございますので、何卒ご了承願います。</p>]]>
</content>
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<title>なぜ、Design Thinkingは経営革新や新しい生活文化の創造を目指そうとしないのか？</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://designist.net/blog/archives/2011/09/design_thinking_1.html" />
<modified>2011-09-02T08:44:01Z</modified>
<issued>2011-09-01T09:09:49Z</issued>
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<created>2011-09-01T09:09:49Z</created>
<summary type="text/plain">あちこちでいろいろなポスターコレクションが行われている、という記事が新聞に出てい...</summary>
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<name>Nakanishi</name>

<email>info@paos.net</email>
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<dc:subject>Entry</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://designist.net/blog/">
<![CDATA[<p>あちこちでいろいろなポスターコレクションが行われている、という記事が新聞に出ていました。こうした取り組みもあるに越したことはないとは思いますが、Ｅ.ソットサスが「デザインとは？」と問われて、「人に花を贈るようなもの」と答えたごとく、デザインにとって最も重要なことは、いかに受け手発想に立つか、ということではないでしょうか？</p>]]>
<![CDATA[<p>最近はデザイン･ミュージアム建設の構想が動いていることも聞いていますが、これも単なる作品やモノのコレクションになってしまっては、要は工業化時代型のモノ中心・送り手発想中心の、単品集積レベルのミュージアムになってしまうのではないでしょうか？<br /><br />
私は、デザインにとっての最重要事は、受け手である顧客・消費者・生活者との関係性の中での価値創造であると考えております。<br />
芸術の価値とは「一品性」にありとは美学で教えられた定義でしたが、その意味では、単なる物コレクションでは、デザインが作品主義や送り手発想の芸術作品と何ら変わらないものになってしまいます。<br />
またそうした発想では、デザイン作品の多くは、決してアート作品に表現力や個性的パワーという点で敵わないのではないでしょうか？<br /><br />
「デザインとはあらゆる分野の共通公分母」とはＷ.グロピウスの至言です。<br />
少なくとも私はそう考えています。<br /><br />
これも工業化社会の価値観に基づくものかもしれませんが、審美性・快適性・安全性などのあくなき探求は、デザインという発想が生まれてこの方のミッション(使命）、とも言えましょう。<br />
これは言い換えれば、「あらゆる人工物を少しでも美しくしょう、快適につくろう」との思想ですから、まさにグロピウスの、デザインの共通公分母性は言い得て妙の発言と言えるでしょう。<br /><br />
そのことを考えるだけでも、デザインが単なる作品主義や自己表現の狭小世界に凝り固まるのではなく、人々の生活や企業の社会的価値創造に寄与する存在にならなければならないと私は考えているのです。<br /><br />
かつて、阪神大震災で潰え去った「神戸市 デザイン史博物公園」なる企画がありました。この時市長説明用に使った企画書は今も残っていますので、稿をあらためて詳しく書きたいと思います。これはまさにその時代々々をシンボリックに切り取る、生活文化としてのデザインの歴史的にしてかつ世界的なミュージアム構想でした。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110901/1109011.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110901/1109011.html','popup','width=800,height=567,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110901/110901-thumb.jpg" width="345" height="244" /></a><br />
1993年提案「神戸市デザイン史博物公園」企画書<br /><br />
最近話題の言葉として、「デザイン思考(Design Thinking)」が脚光を浴びてきました。ところが、このキーワードが話題になるばかりで、実態としての現実的成果がなかなか現れてこないため、これは「バズワード(仲間内の流行り言葉)」に過ぎないのではないか？との疑問が呈され始めているというのです。<br />
確かに、「優れたプロダクトデザインと、デザイン思考に基づいたプロダクトは一体どこが違うの？」と問われれば、デザインシンカーは一体どう答えるのでしょう？<br /><br />
こうしたバズワード現象は、ここ数十年の間に私もいくつも経験してきました。<br />
「CIの時代は終わった。これからはブランドの時代だ」などと言われたことなどは、やっていることの中身は大して変わって無いわけですから、私に言わせればチャンチャラオカシイとしか言いようがありません。<br /><br />
私はCIプロジェクトの中で、ブランド戦略が必要と思えばクライアントにそう提言し、ブランドが大騒ぎになるよりはるか前から実行に移して来ましたし、CIも、将来に向かっての企業思想の構築と表現の固有価値づくりとしてのデザイン(見えないデザインと見えるデザイン)、つまり、経営戦略デザイン、事業開発デザインとして捉え、実施してきたつもりです。<br />
要は結果としてその時代の顧客やステークホルダーの心が掴めなければ意味を成さないのですから。<br /><br />
亡くなられた、わが国を最もシンボリックに代表するグラフィックデザイナーであった田中一光さんに、「中西さんの功績は、デザインを経営者自身の問題として捉えるレベルにまで高めたこと」と言っていただきましたが、そうした意味からも物欲や金銭欲中心の時代からの脱皮が求められている今日の日本においては、まさにデザインが次なる企業づくり国づくりの大きな役割を果たすべきであろうと思います。<br /><br />
そして、「これこそ、真のDesign Thinking」ではないでしょうか？<br />
私は、今こそ根源療法型デザインが求められている、と考えています。</p>]]>
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<title>人育て、人育ち</title>
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<modified>2011-08-22T01:49:54Z</modified>
<issued>2011-08-19T01:13:26Z</issued>
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<![CDATA[<p>「教えることは最も学ぶこと」と言いますが、最近、人づくり・人育ちの問題につき、自身の未熟さに今頃になって気付きを得ました。<br />
たとえば武道の有段者でも、瞬間的な判断では一段上の有段者には絶対に勝てない、それは先を読む力の差だといいますが、それに近いモノでしょうか？<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>昨春から、桑沢デザイン研究所で<a href="http://stramd.kds.ac.jp/" target="_blank">STRAMD(戦略経営デザイン人材育成)</a>なるニュービジネススクールを主宰し始め、知名度はまだまだですが、極めてやる気満々の人たちに囲まれ順調にすべり出しています。<br />
地方でもe-ラーニングの希望があり、すでに<a href="http://stc3.net/kyoto-dschool/program.html" target="_blank">京都</a>では同時中継されています。<br /><br />
STRAMDを引き受けるに先だって、仕事人生のシフトチェンジの意味も込め、それまでいたPAOSの若いスタッフ達を独立させました。<br />
これは<a href="http://www.cotovia.net/" target="_blank">COTOVIA(コトヴィア)</a>という新会社となり、PAOS時代とは異なって苦労もいろいろ多いようですが、なかなか頑張って独自の活動を展開してくれております。<br /><br />
STRAMD開設の本格的準備から約一年を経て、なんとか独自性のある講座として見通しがつき始めた昨年末頃から、何だか実務プロジェクトの依頼の方も次第に多くなり、いろいろお付き合いの関係もありますので相談に応じている間に、小人数でも可能にして興味が持てるプロジェクトも何件か現れ、そうした中から選んで少しずつお引き受けすることにしました。<br />
幸いPAOSはこれまでの仕事実績から、コ･ワークして頂ける優秀な外部スタッフには恵まれています。ただ、一番困るのが、手足となって動いてくれる身近なスタッフのいないことです。<br /><br />
STRAMDとはもともと、私が交通事故に遭遇し、この世におさらばしそうになったことをキッカケに、「これからはなるべく私自身にしか出来ないことを優先してやっていこう」「これまでの稀有な実務経験や資料を活かした、人材育成とアーカイビングづくりを大切に」との方針から生まれたものです。いわゆる「PAOS流コンサルティングの実績を人材づくりに活用」、という目的があったのです。しかし、実際にやってみて、教室講座の限界も判ってきました。<br /><br />
加えて、上記の如く人数をしぼり込み、手足となってくれる補佐役のほとんどいない中で、新しいプロジェクトを引き受けることになりますと、たちまち自分自身で何でも対応しなければならない事態に追い込まれてしまいます。自分で企画提案をし、自分で開発計画案をつくり、自分でプレゼンテーションをやらなければならないといった状況ですが、これはこれなりにクライアントにとっても私自身にとっても得るところは大きいと考えています。<br /><br />
そこで改めて気づいたことなのですが、プロジェクトの進捗発展という意味合いでは、クライアントとのやりとりの中での言葉の端々や、先方のトップや担当者の表情の動きにまで、重要な意味が隠されており、これを読み取れるか否か、あるいはその僅かな信号発信を提案に結びつけられるかどうか、そのことが実に重要な意味を秘めていることに、今頃になって気づくことが多いのです。いくつになっても欲識を持って仕事をしていくことは大切です。<br /><br />
考えてみると、こうしたやり取りの中でのヒントの重さを、果たしてスタッフ達に教えられるかどうかは判じ難いのですが、これまでの長い時間、そうした細かい所までは現場において突っ込んで指導して来なかったなと、今頃になって気づいたのです。<br />
仕事というものは、常に「現場・現物・現況主義に基づくことが大切」と言い続けてきたのですが、そうした場での微妙なやり取りの機微(きび)や先方の人物像を感じ取る所の重要性までは、注意深く語ってはこなかったことに気付かされたというわけです。<br /><br />
最近の新しい展開では、新プロジェクトをお引き受けし始めた結果、PAOSでの人材育成については、早速、桑沢デザイン研究所に相談し、有能な人材を推薦して貰い少人数加わってもらったのですが、人材育成の意味を込め、もう１人２人経営デザイン心と腕のある若い仕事経験者が加わってくれてもいいのかな？と近頃思い始めています。<br /><br />
これはニッチにして、かつ、針の穴を通すような人材募集ですから、果たしてどう探せばいいのか判らないのですが、最近の大学生のように、自分の人生他人任せで、ところ構わず就活を重ねている人はそれだけでお断りでしょう。<br />
もちろん基本的に知的水準やデザイン能力の低い人はPAOSでは勤まりませんし、自分の人生を、自主的・主導的に自身でデザインしていける気概ある人でないと難しいでしょう。とはいえ、若い人は、先ず自ら強く思いこむことから始めることが重要なのですが。<br /><br />
そのようなデザイニストとしての若い人を、今の日本人の中では探すのが難しいのでしょうか。<br />
どなたか有為の方、いらっしゃいませんか？<br />
知的美的価値創造型人材として育てたいと考えますから･･･<br /><br />
---------------<br />
本Blogへのご意見・ご感想をお待ちしております。<br /><a href="mailto:comment@designist.net">こちら</a>までメールをお寄せください。<br />Blog内にてご紹介させていただく場合もございますので、何卒ご了承願います。<br />
</p>]]>
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<title>INAX、28年目の同窓会</title>
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<modified>2011-08-19T11:51:00Z</modified>
<issued>2011-08-11T07:21:59Z</issued>
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<summary type="text/plain">銀座通りの行く先の突端「京橋」に、常に画竜点睛のごとく際立っていたINAXの屋上...</summary>
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<name>Nakanishi</name>

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<![CDATA[<p>銀座通りの行く先の突端「京橋」に、常に画竜点睛のごとく際立っていたINAXの屋上サインが、８月10日を最後に姿を消すことになりました。新しくLIXILに変わるのです。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_11.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110811/110811_11.html','popup','width=600,height=535,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_1-thumb.jpg" width="345" height="307" /></a><br />
伊奈輝三（右）・水谷千加古（左）の両元INAX社長と。(2011年8月10日撮影)</p>]]>
<![CDATA[<p>それを記念してというか、同窓会のごとく、久しぶりに伊奈・水谷のお二方と昼食をはさんで約４時間、ノンビリした時間を過ごさせて頂きました。<br /><br />
伊奈製陶からCI開発のご依頼を受けたのが1983年のことですから、指折り数えると、爾来28年の歳月が過ぎたことになります。<br />
INAXのCI開発プロジェクトは伊奈社長の在任中10年余に渡りましたから、今回の再会は、想い出のイッパイ詰まったものでした。<br />
この開催に気を利かして、いろいろお世話いただいたのが住宮和夫さん(INAX：GINZA館長)です。<br /><br />
INAXのCI開発は、いわゆる「事業開発型CI」の典型例ということになります。<br />
その中心に据えたのが、<br />
日本のトイレを、それまでの「日陰者」から「日向者」に<br />
というプロジェクトスローガンで、一連の開発行為の中で象徴事業として位置づけたのが、「XSITE(エクサイト)」と称された、海外10ヵ国30メーカーとの取り引き契約で始めた輸入販売業でした。そして、その拠点となるショールームが置かれたのが、当時はまだ珍しかった都心の超高層複合ビル「アークヒルズ」の最上階(37F)でした。<br />
また、この革新的なプロジェクトの中心人物として活躍されたのが、伊奈さんの後継社長となられた水谷さんであったという訳です。更に加えて言うなら、そのXSITE事業にスタッフとして加わっておられたのが住宮さんでした。<br /><br />
なおなお付言するなら、現在のPAOSのオフィスは、XSITEが置かれていたアークヒルズの真向かいに建った、その名もアークヒルズ･フロントタワーにあるわけですから、その綾なす糸の不思議さを思わざるを得ません。<br /><br />
さて、INAXのCIプロジェクトは、PAOSが手掛けたいわゆる日本型CI、PAOS流CIの典型的な成功事例と呼べるのではないでしょうか？一般的な作品主義ではなく、企業主義（コーポレーショナリズム）のデザインだったのです。<br /><br />
INAXのCIは、伊奈輝三という時代に対する極めて優れた洞察力を持った経営者に出会ったことによって生み出し得た、稀有なるサクセスストーリーと言えるでしょう。<br />
当時伊奈さんは、「こうしたことは、私(=創業者のご子息)の代でやっておかないと出来ないのでは？」と、おっしゃっておられましたが、振り返れば、社名変更や理念開発に始まる一大企業革新プロジェクトであったことは間違いありません。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_4.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110811/110811_4.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_4-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_2.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110811/110811_2.html','popup','width=600,height=423,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_2-thumb.jpg" width="345" height="243" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_6.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110811/110811_6.html','popup','width=600,height=425,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_6-thumb.jpg" width="345" height="244" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_5.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110811/110811_5.html','popup','width=600,height=422,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_5-thumb.jpg" width="345" height="242" /></a><br />
INAX企業理念<br /><br />
このようにINAXのCI開発プロジェクトは、産業史的に見ても貴重なプロセスを包含していますし、その開発記録の原資料は現在もメモ用紙の一枚まで大切に保管してありますので、そろそろ詳しいドキュメントとして残す作業を行っておきたいと考えています。<br />
伊奈製陶ＣＩの主要開発項目を箇条書きにすると次のようになります。<br />
<b>1. 社名変更<br />
2. VISの導入<br />
3. 理念開発<br />
4. 体質改善運動<br />
5. 環境デザイン開発<br />
6. 新事業開発<br />
7. 文化戦略</b><br /><br />
これらはいずれも、いわゆる見えないデザイン・見えるデザインを含めた、広い意味での「デザインアイデンティティ」と称せますが、実はこれがある程度完成した後に、取りかかろうとしていたのが「INAXのサービスアイデンティティ」プロジェクトでした。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_3.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110811/110811_3.html','popup','width=600,height=457,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_3-thumb.jpg" width="345" height="262" /></a><br />
DI（デザインアイデンティティ）からSI（サービスアイデンティティ）開発への拡プロジェクトチャート<br /><br />
この計画は、ふとしたボタンの掛け違いのような事件から潰え去ってしまうことになるのですが、その後の時代の推移を考えても、もしINAXが徹底した「企業や事業のサービス業化」にこの時取り組んでいれば、、、、と、歴史に「もし」は無いのですが残念に思います。<br /><br />
そして今、INAXはLIXILのブランドのもとに、企業統合されて行きつつあるわけです。<br />
大きいことがいいとは一概に言えませんが、1983年の売上は６百億余では、と伊奈さんがおっしゃっていましたから、LIXILになってそれが１兆３千億超になり、多分ファンドの資金等が動けばまだまだの拡大もあり得ますから、約30年で、超巨大企業へと成長したことになります。<br /><br />
伊奈製陶からINAXへのCIプロジェクトでは、約10年にわたり仕事冥利に尽きる、本当に良い体験をさせていただきました。INAXの皆さまに感謝です。<br /><br />
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本Blogへのご意見・ご感想をお待ちしております。<br /><a href="mailto:comment@designist.net">こちら</a>までメールをお寄せください。<br />Blog内にてご紹介させていただく場合もございますので、何卒ご了承願います。<br />
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<title>福岡のデザイナー平松聖悟さん、JAXA新ロゴDPR採用</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://designist.net/blog/archives/2011/06/jaxadpr.html" />
<modified>2011-08-19T11:49:26Z</modified>
<issued>2011-06-24T08:44:32Z</issued>
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<summary type="text/plain">それはひょんなヒラメキから起こりました。 JAXA(宇宙航空研究開発機構)が新し...</summary>
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<name>Nakanishi</name>

<email>info@paos.net</email>
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<![CDATA[<p>それはひょんなヒラメキから起こりました。<br />
JAXA(宇宙航空研究開発機構)が新しく打ち上げる衛星DPRのロゴが平松聖悟デザインに決まった経緯です。ですが、この新しいデザイン墨道のカリグラフィ(手描き)表現は、新衛星の打ち上げを担当するNASA(アメリカ航空宇宙局)からも関心を持たれ、「デザイナーはどういう人？」との問い合わせが来ているとのことです。<br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110624/110624_11.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110624/110624_11.html','popup','width=600,height=375,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110624/110624_1-thumb.jpg" width="345" height="215" /></a><br />
DPR基本ロゴ</p>]]>
<![CDATA[<p>PAOSがJAXAから依頼を受けて、新衛星DPR(Dual-frequency Precipitation Rader／二周波降水レーダ)のロゴデザイン開発を進めていました終盤のその時、平松聖悟さんが東京渋谷で個展をやられていて、私も会期の最後の日である1月22日の夜に出かけました。<br />
作品を見せていただいたその場で、何となくピンと来るものがあって、「結果がどうなるか分からないけど、良かったらロゴアイデア提示に参加してみませんか？」とお誘いしました。<br />
彼の反応は早く、翌日には何案かの素案が届きました。<br /><br />
直後の、筑波のJAXAにおけるプレゼンテーションでは、全部で200案余のロゴデザイン素案と、その中から数案選んだリコメンド案の提示を行ったのですが、そこに加えていた平松案が見事標的を射止めてくれたのでした。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110624/110624_4.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110624/110624_4.html','popup','width=600,height=310,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110624/110624_4-thumb.jpg" width="345" height="178" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110624/110624_5.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110624/110624_5.html','popup','width=600,height=463,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110624/110624_5-thumb.jpg" width="345" height="266" /></a><br />
JAXA本部でのプレゼン風景<br /><br />
この衛星は日本独自の先端技術とのことでしたから、私としては、どうせならロゴも日本らしくアメリカでは出来ないカリグラフィというアイデアも面白かろうと考えての策でしたが、これがJAXAの多くの先端科学者たちの共感を得てくれたのでした。<br />
実験的な「デザイン墨道」という先端アートが、先端科学者たちの感覚的同意を得たサイエンスとの一致に驚きましたが、何となく妙に納得の快感が得られた気持ちでした。<br /><br />
いったん平松案に決定してから、もう一度注文を出して彼に10案ほどの原案を出し直して貰い、その中の一案を元に更に精緻化し作り込んでもらった成果が、前出のの最終決定案でした。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110624/110624_3.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110624/110624_3.html','popup','width=800,height=754,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110624/110624_3-thumb.jpg" width="345" height="325" /></a><br />
精緻化案<br /><br />
その後の、デザインバリエーションやアプリケーションデザイン展開などは私共PAOSで進め、最終的に「デザイン･ガイドライン」にデジタルデータを付してJAXAに納品させていただきました。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110624/110624_2.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110624/110624_2.html','popup','width=600,height=375,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110624/110624_2-thumb.jpg" width="345" height="215" /></a><br />
基本デザイン、アプリケーションデザイン等<br /><br />
その直後に東日本大地震が襲い、筑波の研究所施設も相当のダメージを受けたようでしたが、今のところ2013年にはNASAのロケットでDPR:二周波降水レーダは打ち上げられるとのことです。<br /><br />
「二周波降水レーダ」とは、世界各地の雨や雪の降水量を実に精度高く観測できる能力を持つ観測衛星だそうで、今回のデザイン開発プロジェクトのご担当者：百束泰俊さんのお話では、これを造れる技術力は世界中でも日本にしか無いとのことです。事前に筑波の研究施設をご案内頂いた際に現物を見せて頂きながら、何か日本国民としての誇りのような熱いものを覚え、こうした事実を是非多くの人たちに共有して貰いたいと感じたものでした。<br /><br />
因みに、JAXAとNASAを比べると、NASAは要員的にも予算的にもわが国JAXAの約10倍で、内部にデザイン担当スタッフもいるとのこと。JAXAは今回初めて外部の専門家にロゴ制作・デザイン開発を依頼したそうで、その選択先がPAOSだったようです。<br />
これは光栄なことでしたが、加えて、思い掛けないタイミングの重なりで、結果的に旧知の福岡の平松作品に決まったのも、嬉しいことでした。<br />
「平松聖悟さん、おめでとうございます。」<br /><br />
偶然の重なりといえば、DPR担当の百束泰俊さんは、福岡のご出身であることに加え、早稲田大学理工学部卒とか、私と同じ稲門出身です。ここでも三人に接点があったとは、まさに縁(えにし)としか言いようがありません。<br /><br />
訳（わけ）もなくというか、いや、訳あって嬉しいですね。<br /><br />
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</p>]]>
</content>
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<title>地方デザイナー出渕光一さんの快挙「バレーボール協会ロゴ」</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://designist.net/blog/archives/2011/06/post_134.html" />
<modified>2011-06-09T08:07:35Z</modified>
<issued>2011-06-07T10:22:24Z</issued>
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<created>2011-06-07T10:22:24Z</created>
<summary type="text/plain">最近発表の仕事の中に「JVA:日本バレーボール協会VI(ビジュアルアイデンティテ...</summary>
<author>
<name>Nakanishi</name>

<email>info@paos.net</email>
</author>
<dc:subject>Entry</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://designist.net/blog/">
<![CDATA[<p>最近発表の仕事の中に「JVA:日本バレーボール協会VI(ビジュアルアイデンティティ)」があります。下記デザインが新しく採用が決まったロゴで、正式決定までにはちょっとしたドラマがありました。それは四国坂出市在住のデザイナー：出渕光一(いでぶちこういち)さんの作品が採用されたことです。<br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110607/1106074.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110607/1106074.html','popup','width=600,height=344,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110607/110607-thumb.jpg" width="345" height="197" /></a></p>]]>
<![CDATA[<p>出渕作品は、JVAの三文字がバレーボールの中に隠し文字として入っているという、判ってみるとなかなかトリッキーで魅力的なものです。旧ロゴと比べていただいても、まるで質的に別物の新デザインに変わったことがお分かりいただけると思います。<br /><br />
そもそもこの仕事は、ある日バレーボール協会の広報担当の方から、公益財団法人への改組にあたり、ロゴを新しくしたいので「コンペをやりたいのだが、参加してもらえませんか？」とのお問い合わせ内容から始まりました。<br />
正直なところ、デザイン料は格安で、使用上の留意点に配慮しVIシステムを組み上げ、デザインガイドライン(規定書やデジタルシステム)の制作作業までを考えると、一桁少ないような予算額で、一瞬お断りしようかと思ったのですが、「チョット待てよ」と考えました。<br /><br />
これは私見ですが、最近のわが国の新作ロゴデザインは、どう考えてもあまりにも造形精度や美的品質の低いものが頻発されている。そのことが気にもなっていましたし、バレーボール協会ともなると、それは当然広く国際的にも使われていくロゴになりますから、それが酷いデザイン水準であっては、日本国として恥ずかしいな、との思いが頭をよぎりました。<br />
依頼主の広報担当:平澤梓乃さんが元々キリンビールのご出身で、同社の方からのご紹介とのことでもありましたし、元クライアントの方のお気持ちを無視しても悪いか？との思いもありました。<br /><br />
と同時に、どうせボランティアのようにやるのなら、普段こうした仕事のチャンスに恵まれない地方デザイナーの方にも参加してもらっては？との考えが浮かびました。その時、前にWGD(ワールドグッド･デザイン)の素晴らしいロゴをデザインしていただいた出渕さんのことを思い起こし、「どうなるか判らないし、予算も少ないけどﾞ､､､」と連絡したところ、「是非参加したい」とのお返事でしたので、お願いした次第です。<br />
その他、よく知っている在京のデザイナー３人の方々にも参加をお願いし、適宜アドバイスをしながら、最終的に100案を越えるデザイン原案が生まれ、その中から私なりのリコメンド(推薦)案を選び出し、ご提案したところ、最終的に決まったのが出渕案であった次第です。あとから伺ったところ6社（者）競合だったとのことでした。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110607/110607_31.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110607/110607_31.html','popup','width=576,height=603,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110607/110607_3-thumb.jpg" width="345" height="361" /></a><br />
プレゼンテーション用リコメンド作品<br /><br />
採択後のVIシステム構築やアイテムデザインなどについては、時間の都合もありましたし、些か予算額がすくないので、ほとんどPAOS側で対応させてもらいました。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110607/110607_272.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110607/110607_272.html','popup','width=600,height=523,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110607/110607_272-thumb.jpg" width="345" height="300" /></a><br />
アプリケーション展開<br /><br />
でも、デザイン原案の著作人格権者は出渕さんですし、こうしたプロジェクトを思惑通り地方デザイナーの仕事と成し得たことは、快挙であったと考えています。<br /><br />
最近は、TVなどでのバレーボールの催し中継など沢山露出機会がありますし、同協会のホームページでも画像や内容がご覧いただけます。<br />
<a href="http://www.jva.or.jp/jva/logo.html">http://www.jva.or.jp/jva/logo.html</a><br /><br />
出渕光一さんありがとう。<br /><br />
そして、実に熱心に誠意を持ってこのプロジェクトに当たられた協会の広報担当者:平澤さんにも拍手です。<br /><br />
仕事としては結果的にとてもビジネスとはいえないプロジェクトにはなってしまいましたが、平澤さんの熱意に動かされ、われわれも使命感をもって良い仕事をさせていただいたと思っております。<br /><br />
追記ながら、後で判ったことですが、日本バレーボール協会の会長が、以前サントリーのビール事業の仕事をさせていただいた際の、本部長:立木正夫氏であったのも何かのご縁でしょう。<br />
世の中って、どこかで繋がっているものなのですね。<br /><br />
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本Blogへのご意見・ご感想をお待ちしております。<br /><a href="mailto:comment@designist.net">こちら</a>までメールをお寄せください。<br />Blog内にてご紹介させていただく場合もございますので、何卒ご了承願います。</p>]]>
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<title>Facebook、さて、どうする？</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://designist.net/blog/archives/2011/06/facebook.html" />
<modified>2011-06-04T05:33:42Z</modified>
<issued>2011-06-04T05:20:58Z</issued>
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<summary type="text/plain">世の中、どんどんSNSの時代に入ってきて、果たしてTwitterなどに自分として...</summary>
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<name>Nakanishi</name>

<email>info@paos.net</email>
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<![CDATA[<p>世の中、どんどんSNSの時代に入ってきて、果たしてTwitterなどに自分としてどう対応すべきかと迷っております。<br />
Facebookも勧められて登録はしましたが、あれよあれよという間に友達が増えてくる状況で、全部認めていくとまだまだ多くなりそうです。今後自分なりに一体これにどう対応すべきか迷っている渦中にあり、呻吟中です。<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>先日も盛んにSNSを活用している知人に相談しましたら、「中西さんは無理に発信をしなくてもいいのではないですか？下手に返事を書いたりすると、あの人は貰ったのに私は貰ってないなどという問題が生じますから」と言われました。確かに細かく対応する時間は今の私には無いのが実情です。<br /><br />
ブログは2004年以来ですから随分長く書いてきました。しかし、これも敢えてコメントは受けないようにしてあります。コメントを寄せていただいても、とても応答する時間や自信が無いからです。<br />
それに、これはブログを始めた時点で定めたことですが、内容的に仕事や生活の日常的なあれこれを書くスタイルのブログはやめようとの自分なりの方針策定で、事実、それを貫いてきました。いわば意見発信ブログです。そういう意味では、私は双方向通信時代の異端児か落ちこぼれなのかもしれません。<br /><br />
私は1964年以来、50冊を越える本を著してきながら、情報発信に対しては結構慎重居士です。それは雑誌などに私のことが取り上げられた際、何度も誤情報やご都合記事に悩まされてきたからです。<br />
大体、今日のようにこの国をダメにした一端はマスコミ（全てではないでしょうが）にある、との指摘があります。いわゆる大衆情報は、仮に内容や質に問題があったとしても、発信側関係者は、報道の自由を語り、たとえ噴飯モノの記事であっても、読む人や買う人がいるから書くのだと言います。<br />
かつて、内容に問題のある記事を書いた著名出版社の若い駆け出し記者が、「週刊誌だから売らなければならないのです」と私の前で必死の表情で力説するのを聞いて、哀れだなと思いました。<br /><br />
最近のSNSつまりfacebookやTwitterを見ていると、多くは、決して深くはないが素早く固有の情報を発信する競争を演じる、現代風井戸端会議のように感じます。<br />
つまり流される情報の多くは、「その場話」の発信競争が大勢であって、風評人気はともかく、大部分は決して歴史のつくれる話ではないのです（だからやめろ、というつもりは全くありません）。紹介文化の大衆化時代がSNS手段と共にやってきたのですから。要は、私自身が能動的にそこに参加するか否かの問題です。<br /><br />
かつて若い頃、尊敬する先輩から、「中西の行動はカミソリのようだ、それが斧の如くならなければいけない」と忠告を受けたことがありました。考えようによっては、擦過傷程度の情報価値ではなく、ドーンと多くの人の認識や気持ちを変えさせるような仕事をするべきということだと、私は受け取ってきました。それ以来「伝えるに足る価値」をどう創り出すべきかが、自身の情報発信の底流として存在しています。<br /><br />
そう言えば、文明開化の明治維新前後から、この国の先端文化人には、競い合って紹介し文化人として価値を認められるという風潮がありました。自分自身が何かを創り出すのではなく、誰よりも早く、少しでも早く世界の先進情報を紹介した人が専門家として尊ばれるという評価基準です。<br />
私の場合も、若くして「DECOMAS」（1971刊）という本を書き、これが30年10版を重ねるロングセラーになったため、よく「CIという概念を日本に最初に紹介した人」との評価をわが国では受けています。これは韓国・台湾・中国等でとは別の評価であり、必ずしも的確とは言い難い紹介です。<br /><br />
確かにこの拙著の実例編はまさに典型的な紹介本ですが、ただこれも全て実地や現場を歩き回り自分の目で選び写真を撮り、情報収集をして回った集積結果ですし、理論編の方はまさにアメリカとは明らかに異なるわが国独自の経営風土に、独自の先端（当時としては）イメージマーケティングやアイデンティティデザインを導入するべく苦吟熟考していった結果で、単なる紹介事例本とはまるで異なると考えています。<br />
事実、その後のPAOSの仕事は「DECOMAS」で掲げた理論や手法の実践実験の積み重ねでしたが、明らかに欧米のそれとは違った経営的成果を残してきましたし、彼の地の多くの専門家たちからも独自のデザイン分野構築との評価を受けてきました。<br /><br />
それを鑑(かんが)みるに、ブログはともかく、facebookは自分なりにどう対応していっていいものやら、未だに判断がつかないのです。<br /><br />
つまり、前述の通り、ブログを始めたときに考えたのも、単に今日は何を食べました、どこに行きました、誰と会いました、と言った私情報の日常的な公開版にはしたくないとの苦吟の結果、そんなに多く読んでなんか貰えなくともいいから、明らかに自己主張の場にしようとの姿勢を貫いて来ました。ですから長文ブログが多く、これはある意味私の自己主張集であり、生き方記録といってもいいかもしれません。<br /><br />
そうした流れ、時代の潮流の中で、SNSのような新手段にどう果たして取り組んでいけばいいのか、苦悶中という次第です。<br />
このままでは時代遅れになってしまうのかも知れませんがねぇ？<br /><br />
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本Blogへのご意見・ご感想をお待ちしております。<br /><a href="mailto:comment@designist.net">こちら</a>までメールをお寄せください。<br />Blog内にてご紹介させていただく場合もございますので、何卒ご了承願います。</p>]]>
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<title>「創造の場」としてのオフィス･デザインとＰＡＯＳ</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://designist.net/blog/archives/2011/05/post_133.html" />
<modified>2011-06-07T10:23:29Z</modified>
<issued>2011-05-25T04:17:42Z</issued>
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<summary type="text/plain">「また引越したの？」と呆れられていますが、最近、新築ピッカピカのオフィスに移転し...</summary>
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<name>Nakanishi</name>

<email>info@paos.net</email>
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<![CDATA[<p>「また引越したの？」と呆れられていますが、最近、新築ピッカピカのオフィスに移転しました。地震への心理的安心感も抜群です。<br />
最寄り駅は赤坂や溜池山王で、アークヒルズ・サントリーホール・ANAホテルの真向かいの立地です。<br />
引越貧乏と言われればその通りですが、現今のように賃料が変化していく時代にあっては、思い切って引っ越してみるという手も有りかと思います。<br /><br />
<a href="http://www.paos.net/aboutus/pdf/PAOSmap.pdf" target="_blank">PAOSご案内地図</a><br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>加えて、オフィスにしろ住居にしろ私のように定住することに興味の低い人間には、いろいろな土地や環境を体験してみることも悪いことではない、との思いもあります。そのうち動きたくとも身体がいうことをきかなくなる時が来ますし、せっかく大都市東京のような選択肢の豊富な街に住み、仕事をしているのですから。<br /><br />
変われば、どういうオフィスに仕上げていくかも、結構楽しいものです。<br />
たとえばＰＡＯＳのビジネスにとって重要なのは会議室です。これまでを振り返っても、いかに重要な知的生産の場であったか計り知れません。<br /><br />
元々ＰＡＯＳビジネスとは、要は知的美的サービス業というか、自ら申し上げるのも気が引けますが、高度サービス業とも知的接客業とも呼んでいいビジネス内容であることを自認しておりますので、これまでも特に会議室とそのメンテナンスには、いろいろな「創造の場」としての方策を講じてきたつもりです。<br /><br />
以前にも書きましたが、ＰＡＯＳの創業期は隣の木造住宅が取り壊され積み上げられていた古材を無料で譲り受け、仲間達とトンカチをふるって事務所空間を造り上げるところから始めました。<br />
そうした経験や私自身の思いに加え、時にグッドデザインものの椅子好き(それを自ら使用し体験的に試してみたい気持ち)も加わり、創業以来、私のオフィスインテリア好きというか道楽は時代を重ねるごとに昂(こう)じて行き、これまでのＰＡＯＳの歩みを振り返ると、時に過剰とも思える内装投資を繰り返してきました。<br /><br />
その結果、機能的効率以上に、<br />
・ 「お客様にあそこで話し合いたいと思って頂けるオフィス」<br />
・ 「よい会議や議論の出来る(結果良いアイデアや知恵の源泉としての役割を果たす)オフィス」<br />
・ 「長時間過ごしても疲れない(神経を使わない、ストレスのたまらない)オフィス」<br />
・ 「ＰＡＯＳにしかない独自かつ個性的空間･雰囲気づくり」<br />
等々には留意してきました。<br /><br />
私は、ＰＡＯＳのようなビジネス目標を持つオフィスのインテリアとは、事務所と住居の中間のようなイメージとサービスが大切と考えています。これは適度の緊張とくつろぎの生まれる美的快適空間づくりといえるのかもしれません。<br />
英国の名宰相W.チャーチルは「人は家をつくる。その結果、家が人をつくり始める」と言ったそうですが、本当にその通りだと実感してきました。<br /><br />
無駄を無くするために「会議は立ったままでやる」会社などの紹介記事を見ることがありますが、整理や調整だけを主目的とする会議室ならそれでいいのかもしれませんが、その時にしか生まれ得ない知恵や、そこでしか発生しないひらめきを求めてのオフィスこそ、ＰＡＯＳビジネスにとっては重要と考えています。<br />
私は、スタッフ達にも口をすっぱくして「単なる作業をするな、仕事をしろ」と言い続けてきましたし、それが実行できないような人材には私たちの職場は適職とはいえませんので、辞めて貰った方がいいとも思っています。<br /><br />
また、同じ失敗を２度３度と繰り返すような人は、ＰＡＯＳのような職業から退場して貰った方がいいとも考えています。<br />
ＰＡＯＳでは常に「成功する以上に失敗するな」と言い続けてきましたし、その一方で、「常に今やっている以上の方法が絶対にあると考え仕事をしろ」とも言っております。これはスタッフ達にとって苦しい要求かも知れませんが、凡人が集まって非凡な仕事を成すためにはこれくらいの心構えが持ち続けられないようでは、「提案型ビジネスの維持」は難しいと考えています。<br /><br />
以前に、NHKのTV番組の中で大打者にして名監督王貞治さんが、「人間だから失敗するのが当たり前と思っている人は、必ず失敗するし、また繰り返し同じ失敗を重ねる」といった内容の話をされていましたが、私もその通りだと思います。さすがに王さんは素晴らしい至高のプロとしての考えの持ち主と感服致しました。<br /><br />
デザイン(見える･見えないデザインにかかわらず)という、投資効率の計算できない分野でお金を頂戴し、仮説法を軸に戦略コンサルティングという仕事をさせて頂いているPAOSにとって、こうした緊張感と責任感を持って仕事の出来ない人は、所詮、当社のスローガン「THINK CREATIVE(今考えていることはもう古い)」のビジネスには向いていないと思います。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110216/110216_2.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110216/110216_2.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110216/110216_2-thumb.jpg" width="345" height="258" border="0"/></a><br />
いつも変わらぬ机上の“ＴＨＩＮＫ　ＣＲＥＡＴＩＶＥ”<br /><br />
従ってオフィス環境も、快適性の一方で緊張感が大切だと考えます。<br /><br />
そのため、オフィスで使用する設備や家具、アート、食器、照明等は実に大切で、特に椅子は重要だと思っています。(極端なことをいえば、作業デスクは板さえあれば良いのですが、椅子は長時間使用して苦痛を強いない、そして安楽すぎないことが重要)<br /><br />
ですから、これまでもそうですが、私はミーティングルームのデザインを考える際には、先ず使用する椅子から決めることを常とし、それに合わせて会議テーブルや照明、内装などのデザインを考えていくことを常としてきました。<br />
そのため、まるでどこかの家具メーカーのショールームと見まがうような会議室を見ると、どうもその企業の知的美的民度や個業化意識が低い会社と思ってしまいます。<br /><br />
かつて、ハンス･ウェグナーの名作Yチェアを使った会議室をデザインした時にも、テーブル、照明、壁面展示や使用小物、内装に到る全ての道具立てを、Yチェアのイメージに合わせて創り上げるという方法をとったことがあります。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110216/110216_5.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110216/110216_5.html','popup','width=600,height=361,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110216/110216_5-thumb.jpg" width="345" height="207" border="0"/></a><br />
旧ＰＡＯＳ「黒の会議室」（六番町）<br /><br />
作業デスクは板さえあればよいと申しましたが、ミーティングルームの場合はそうはいきません。ここはまさにTHINK CREATIVEの場ですし、これまでもPAOSの歴史や実績成果の多くが独自の会議室から生み出された事実があります。<br /><br />
例えば議論を優位に進めるためには「窓を背にして座れ」と言われます。<br />
これは光を目に受けながら長く話をやりとりすると心理的に疲れるからですが、ＰＡＯＳにおけるお客様との会議室の仕様ではこうした状況を招かないために、極力どちらか一方が窓を背にするレイアウトは避けるよう心がけてきました。どちらもが話し合いの途中でふと横を見れば外の景色が眺められ、気持ちの和むレイアウトを基本方針にしてきたのです。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110216/110216_3.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110216/110216_3.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110216/110216_3-thumb.jpg" width="345" height="258" border="0"/></a><br />
ヨコを見れば窓＆外の景色（六本木）<br /><br />
また会議テーブルに関しては、楕円形のそれを原則として使用するよう努めてきました。<br />
人の視野は平均的に145°位は見えるのだそうですが、会議中に周りの人がどのような反応を示しているかを知覚することも、大変重要です。その場合直線型のデスクでは、向かい側に座った人の表情はよく見えますが、自分と同じ側に着座した人の表情や反応はほとんどつかめません。こうしたことを少しでも軽減して、長時間にわたる全員参加型の知恵出しの場になるようにとの考え方から、楕円テーブルを使用しているのです。因みに正円のテーブルは、ゆらぎを伴わないので気持ちの高揚感が出にくいと考えています。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110525/1105251.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110525/1105251.html','popup','width=800,height=600,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110525/110525-thumb.jpg" width="345" height="258"  border="0"/></a><br />
現会議室（赤坂）<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110525/110525_21.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110525/110525_21.html','popup','width=800,height=630,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110525/110525_2-thumb.jpg" width="345" height="271"  border="0"/></a><br />
社内打ち合わせテーブル（赤坂）<br /><br />
その他にも、お茶の出し方、ミーティングの目的に応じたサービスのルールなどいろいろ工夫はあるのですが、きりがないのでこのあたりにしておきましょう。<br /><br />
ともあれ、これらは全て永い実務経験から掴んだ「ビジネスにとって良い家具は確かに重要だが、固有環境のデザインはもっと重要」の学びで、独自のＰＡＯＳ流仕事術の一つです。<br /><br />
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</content>
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<title>哀れ、定点撮影本断裁</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://designist.net/blog/archives/2011/05/post_132.html" />
<modified>2011-05-25T10:20:36Z</modified>
<issued>2011-05-24T08:04:05Z</issued>
<id>tag:designist.net,2011:/blog/1.359</id>
<created>2011-05-24T08:04:05Z</created>
<summary type="text/plain">最近、西新宿定点撮影の記録映像使用の申込みが次々とあり、しかもその回数が増えつつ...</summary>
<author>
<name>Nakanishi</name>

<email>info@paos.net</email>
</author>
<dc:subject>Entry</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://designist.net/blog/">
<![CDATA[<p>最近、西新宿定点撮影の記録映像使用の申込みが次々とあり、しかもその回数が増えつつあることに驚いております。中には遠くイギリスのBBC放送からまで問い合わせがあったり、誰かが勝手にTV番組を投稿した事例が、ユーチューブの動画検索サイトの定点撮影部門世界ｂPになったりで、これらはまさに情報化社会を象徴するような現象で当事者自身が驚いている次第です。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110523/110523_1.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110523/110523_1.html','popup','width=600,height=458,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110523/110523_1-thumb.jpg" width="345" height="263" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110523/110523_2.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110523/110523_2.html','popup','width=600,height=474,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110523/110523_2-thumb.jpg" width="345" height="272" /></a><br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>その一方で、2006年に出版された同じテーマの本「脈動する超高層都市、激変記録35年」(ぎょうせい刊)が、在庫を切り刻んで廃棄処分にされると言うのです。残った書籍を置いておくと出版社は税法上資産と見なされますので、今回も先の売上げ見込みが立ち難い何百タイトルかの廃版本が、泣いて馬謖(ばしょく)を斬るということになるようです。下図がその消えて行く本です。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110523/110523_3.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110523/110523_3.html','popup','width=800,height=600,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110523/110523_3-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110523/110523_41.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110523/110523_41.html','popup','width=800,height=628,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110523/110523_4-thumb.jpg" width="345" height="270" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110523/110523_51.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110523/110523_51.html','popup','width=800,height=640,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110523/110523_5-thumb.jpg" width="345" height="276" /></a><br /><br />
版元のご担当者も申し訳なさそうに挨拶に来られ、昨今の出版不況の深刻さを語られていましたが、著者としても「不動産協会優秀著作奨励賞」までいただいた本が､､､と、残念に思っております。<br />
これまでの全ての拙著もそうですが、無くなる前に何十部かを買い取り保存をしておりますので、今回も同様に早々に買取り部数の連絡をしなければなりません。<br />
朝日新聞で立松和平さんに「世の中には、時折途方もないことをやってのける人物が出現する」と書評を書いて貰った本が消えていくのです。<br />
「哀れ、西新宿定点撮影本よ」です。<br /><br />
定点撮影の方はもちろんその後もずーっと続けておりまして、今年の7月10日が来ると、丸42年撮り続けたことになります。<br /><br />
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</content>
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